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優秀な人ではなく、ともに働きたい仲間を探している

採用についてお話ししていると、「NTIでは、どんな優秀な人を探しているのですか」と聞かれることがあります。私たちは、「優秀」という一つの尺度だけで仲間を探しているわけではありません。

もちろん、経験や専門性は大切です。お客様の課題に向き合う以上、必要な技術や知識もあります。

ただ、採用を「能力の高い人を上から順に選ぶこと」だとは考えていません。

私たちが探しているのは、これからNTIで起きる難しい仕事に、ともに向き合いたいと思える仲間です。

「優秀な人」という言葉だけでは、何も分からない

「優秀」という言葉は、とても便利です。技術に詳しい。仕事が速い。説明がうまい。実績がある。リーダーシップがある。人によって、そこに込める意味は違います。

でも、履歴書に並ぶ経験が立派だから、一緒によい仕事ができるとは限りません。反対に、今の時点では経験が十分でなくても、これまでの仕事に誠実に向き合い、自分の専門性を伸ばそうとしている人もいます。

誰かを「優秀か、優秀ではないか」という一つの尺度だけで見ると、その人が何を大切にして働いてきたのか、どんな状況で力を発揮するのかが見えにくくなります。

だからNTIの面接では、優秀さを判定するより先に、その人のことを知りたいと考えています。

一緒に難しいことへ向き合えるか

NTIの仕事は、最初から正解が決まっているものばかりではありません。お客様自身も、何が本当の課題なのか整理できていないことがあります。現場へ行って初めて分かることもあります。技術的には実現できても、実際の業務では使いにくいこともあります。

そうした仕事では、一人の知識だけで答えを出すことはできません。

現場の声を聴く人。情報を整理する人。技術で形にする人。品質を確かめる人。運用を支える人。

それぞれの専門性を持つ人たちが、相談しながら前へ進める必要があります。

だから私たちは面接で、「この人はすべてを一人で解決できるだろうか」という見方だけをすることはありません。

むしろ、「分からないことがあるとき、一緒に考えられそうか」「意見が違ったとき、率直に話し合えそうか」「うまくいかないときも、誰かのせいにするのではなく、次の一手を探せそうか」「この人の専門性と、今いる仲間の専門性を組み合わせたら、どんな仕事ができるだろうか」そんなことを考えながら、お話を聞いています。

同じタイプの人を集めたいわけではない

「仲間」という言葉は、似た者同士を集めることのように聞こえるかもしれません。

でも、私たちが考える仲間は、考え方も得意なことも同じ人ではありません。

自分には見えていないことを指摘してくれる人。違う経験から、別の選択肢を出してくれる人。技術の話を、現場の言葉へ翻訳できる人。慎重にリスクを確認する人。まず試して確かめようとする人。

違いがあるからこそ、一人では解けない課題に向き合えます。

何でも意見が一致することより、違いを持ったまま、同じ目的について話し合えることの方が大切だと私たちは考えています。

面接でNTIの考え方と違う意見があったとしても、それだけで悪い評価になるわけではありません。なぜそう考えるのかを聞きたいですし、私たちの考えに疑問があれば、それも率直に聞いてほしいと思っています。

完成された人を探しているわけでもない

転職活動では、自分を完成された人のように見せなければならないと感じるかもしれません。

弱みは話さない方がよい。失敗は、きれいな成功談に直した方がよい。分からないことがあっても、知っているように答えた方がよい。

そんなふうに準備したくなることもあると思います。

でもNTIは、入社時点ですべてを備えている人だけを探しているわけではありません。

自分の強みを理解していること。分からないことを認められること。必要なときに人へ相談できること。経験から学び、少しずつ専門性を深めようとしていること。

今できることだけではなく、これから何をできるようになりたいのかも、私たちは大切にしています。

NTIでは、役職が上がることだけを成長とは考えていません。専門性を深め、その結果として誰かから相談され、任される範囲が広がっていく。それも大切な成長だと考えています。

面接でも完成度を競うのではなく、その人がこれから何を深め、どのような役割を担いたいのかを一緒に考えたいと思っています。

候補者にも、「この人たちと働きたいか」を見てほしい

ともに働く仲間を探しているのなら、選ぶのは会社だけではありません。

候補者の方にも、面接官や社員と話しながら、「この人たちと働きたいと思えるか」を確かめてほしいと思っています。

NTIの仕事の進め方は、自分に合いそうか。深めたい専門性はここにあるか。難しい状況で相談できそうか。NTIが大切にしていることに納得できるか。

気になることがあれば、遠慮せず質問してください。

私たちからも、よいところだけではなく、仕事の難しさや期待していることを率直に伝える必要があると考えています。

会社が候補者を選び、候補者も会社を選ぶ。その両方があって、初めて「ともに働く」という関係が始まります。

面接で探しているのは、順位ではなく可能性

採用には、どうしても合否があります。募集している役割と経験が合わないこともありますし、今のNTIの状況では、一緒に働くイメージを持てないこともあります。

でも、それはその人が「優秀ではない」という意味ではありません。

会社や仕事との組み合わせ、目指す方向、そして今必要な役割が重なるかどうか。別の環境でこそ、その人の強みが生きることもあります。

だから私たちは、面接を人の順位を決める場にはしたくありません。

これまでの経験を持ち寄ったとき、一緒にどんな仕事ができそうか。お互いに足りないものを補いながら、どんな未来をつくれそうか。その可能性を探す時間にしたいと思っています。

私たちは、「優秀」という一つの尺度だけで仲間を探しているわけではありません。

お客様の課題に本気で向き合い、分からないことは相談し、違いを生かしながら、難しい仕事を一緒に前へ進めていける人。そんな、ともに働きたいと思える仲間を探しています。

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