お知らせ

大学院の授業で「KITE Strategy」を用いた経営戦略分析を発表しました

NeoTech Innovationは、このたび東京理科大学大学院 経営学研究科 技術経営専攻(MOT)において、加藤晃教授が担当する「アドバンスド戦略マネジメント(経営戦略とAI)」の授業で、AIを活用した経営戦略分析ツール「KITE Strategy」について発表を行いました。

AIは「答え」を出すのではなく、「考える材料」をつくる

KITE Strategyは、企業の公開情報や社内情報をもとに、AIを活用して経営環境や事業課題を整理し、経営判断に必要な論点や戦略の方向性を導き出すための仕組みです。

AIが最初から答えを提示するのではなく、

  • 外部環境分析
  • 市場・競合分析
  • ビジネスモデル分析
  • SWOT分析
  • 戦略立案

というプロセスを段階的に整理し、経営者や担当者がより良い意思決定を行うための「考える材料」を提供します。

実際の企業を題材に経営戦略を分析

授業では、ある国内メーカーを題材として学生の皆さんが企業分析と戦略提案を実施しました。

当日は企業関係者の方にもご参加いただき、実際の経営現場からの視点でコメントをいただく貴重な機会となりました。

弊社からは、公開情報のみを用いてAIがどこまで経営戦略分析を支援できるのかを紹介し、KITE Strategyによる分析プロセスや活用事例について発表しました。

AIと人、それぞれの強み

今回の発表を通じて改めて実感したのは、「AIだけでは最適な経営判断はできない」ということです。

AIは、

  • 情報整理
  • 論点の抽出
  • 仮説生成

を高速かつ網羅的に行うことができます。一方で、

  • 現場で起きていること
  • 社内事情
  • 経営者の想い
  • 実行可能性

といった公開情報だけでは見えない要素は、人が確認し、問い直す必要があります。

だからこそ、AIの分析力と、人の洞察力を組み合わせることが重要である——その考えを、改めて確認する機会となりました。

学生・企業との議論から得られた学び

学生の皆さんは、

  • 技術力
  • 財務
  • 設備投資
  • 市場環境
  • リスク

など多面的な視点から企業を分析しており、「その強みは本当に企業価値につながるのか」という本質的な問いまで踏み込んで考察していたことが、非常に印象的でした。

また、参加企業の皆様からは、AI分析を実務で活用するためには、

  • どのような問いを設定するか
  • どのようなデータを与えるか

が極めて重要であるとのご意見もいただき、今後のKITE Strategyの発展につながる多くの示唆を得ることができました。

今後に向けて

NeoTech Innovationでは、AIを単なる業務効率化ツールとしてではなく、「より良い意思決定を支援するパートナー」として活用できる仕組みづくりを進めています。

今回の発表を通じて得た知見を、KITE Strategyのさらなる高度化に活かすとともに、お客様の経営や事業戦略の質を高める支援へとつなげてまいります。

Contact

KITE Strategyについて

AIは、経営者に代わって答えを出すものではありません。

私たちは、AIが情報を整理し、人が判断する。そんな「AIと人が協働する経営」を支援しています。

経営戦略分析やAI活用にご興味のある企業様は、お気軽にご相談ください。